What’s Communication
コミュニケーションとは?
「会話は言葉のキャッチボール」とよく言われますが、「コミュニケーションは心のキャッチボール」だと思います。時間をかけて互いを大切にしながらキャッチボールを続けていくことで、より良い関係を築くことができるでしょう。
コミュニケーションは一人ではできません。
相手の人と、挨拶する、話す、質問する、伝える、指示する、依頼する、お願いする、褒める、注意するなどというやりとりをする中で、相手に対して「心の架け橋」ができると思ってください。
最初のうちは、距離が長かったり、角度が急だったり、幅が狭かったりしますね。
その橋を通っていくのがお互いの心です。
あなたが相手に対して思いやりのある接し方をすると、ホンワカと受けやすい心が届いてきます。
逆に、威圧的だったり、一方的だったりすると、相手は受け取ることができません。また、受け取ったとしても委縮したキャッチしづらい心が届いてきます。
拾いづらかったり、とんでもない暴投になったりすると、キャッチボールは続かないですよね。
心のキャッチボールができるようになると、「心の架け橋」は距離が短くなったり、通りやすい幅になったり、なめらかな角度なったりしていくでしょう。
これがコミュニケーションのより良い環境づくりです。
心の変化1 悪い方向への変化
心のキャッチボールで心が悪い方向に変化する時は、次のような時です。
会 話 責められている、一方的、配慮がない、わかりづらい
態 度 気持ちが入っていない、上から目線、こわい態度
関係性 上下関係、異性、初対面

心の変化2 良い方向に変化するとき
心のキャッチボールで心が良い方向に変化する時は、次のような時です。
会 話 いたわりがある、配慮がある、伝わりやすい
態 度 気持ちが入っている、目線を合わせる、ていねい
関係性 平等

コミュニケーションに時間を作っていますか?
コミュニケーションを良くするためには、より良い環境づくりが最初の一歩です。
そのためには、
- 目線を相手と合わせ、関係性は平等にする
- 自分自身を知る
- 相手の言いたいことを聴く
- 相手から質問をしやすくし、自分からも詰問とならないように質問をする
- 自分が言いたいことを、相手が理解できるように伝える
この5点がとても重要です。
そのためには、自分自身のコミュニケーションの取り方を振り返り、不足部分を改善しながら、相手の心の変化に注力しなくてはなりません。
これは、廊下ですれ違った時に簡単にできることではないですよね。
コミュニケーションが不足していると感じたら、対応するためにきちんと時間を作ってみませんか?
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